セ・リーグ ピタゴラス勝率と期待勝敗【2026 年】得失点から見た本来の実力

セ・リーグ

期待との差 最大 (上振れ) ヤクルト +4.6
期待との差 最大 (下振れ) 中日 −6.9

2026 年 9 月 20 日終了時点 / npbc.media

2026 年 9 月 20 日終了時点で、セ・リーグで得失点から期待される勝敗 (ピタゴラス期待勝敗) を最も大きく上回るのはヤクルト (+4.6 勝)、最も大きく下回るのは中日 (−6.9 勝) です。プラスは期待より多く勝っている、マイナスは期待より少ないことを意味します。

勝敗表は「結果」を示しますが、得点と失点はチームの「地力」をより素直に映すことが知られています。このページでは得失点から期待される勝敗 (ピタゴラス期待勝敗) と実際の差、そして直近 20 シーズンに期待より多く勝った球団と少なかった球団を示します。順位表だけでは見えない各チームの現在地を読むためのページです。

ピタゴラス期待勝敗

得点と失点から期待される勝率に、勝敗が決した試合数を掛けた「期待勝敗」と、実際の成績の差分です。引き分けは NPB 公式の勝率と同じく分母から除きます。

セ・リーグ 期待とのズレ 2026 年 9 月 20 日終了時点 npbc.media ← 実際が期待より少ない 実際が期待より多い → 阪神 −2.2 読売 +1.7 DeNA −4.7 ヤクルト +4.6 中日 −6.9 広島 +1.8

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セ・リーグ 期待とのズレ 2026 年 9 月 20 日終了時点 npbc.media ← 実際が期待より少ない 実際が期待より多い → −2.2 +1.7 −4.7 +4.6 −6.9 +1.8

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チーム 実際 得点/失点 ピタゴラス勝率 期待勝敗 実際との差
阪神 72 - 58 - 1 473 / 405 .571 74.2 - 55.8 −2.2
読売 73 - 59 - 2 461 / 422 .540 71.3 - 60.7 +1.7
DeNA 66 - 65 - 3 526 / 482 .540 70.7 - 60.3 −4.7
ヤクルト 57 - 74 - 2 414 / 517 .400 52.4 - 78.6 +4.6
中日 58 - 76 - 2 451 / 467 .484 64.9 - 69.1 −6.9
広島 53 - 73 - 4 392 / 482 .407 51.2 - 74.8 +1.8
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2006〜2025 年に期待より多く勝った球団 上位 8

対象期間の試合結果 (得失点) と公式最終順位に基づく参考値です。チーム名は当時の名称で表記し、直近 50 シーズンの年はリンクからその年のペナントレースを確認できます。

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チーム 成績 得点/失点 期待勝 実際との差
2015 阪神タイガース 70 - 71 - 2 465 / 550 59.8 +10.3
2020 中日ドラゴンズ 60 - 55 - 5 429 / 489 50.6 +9.4
2007 阪神タイガース 74 - 66 - 4 518 / 561 64.9 +9.1
2012 中日ドラゴンズ 75 - 53 - 16 423 / 405 66.5 +8.5
2011 東京ヤクルトスワローズ 70 - 59 - 15 484 / 504 62.1 +7.9
2024 中日ドラゴンズ 60 - 75 - 8 373 / 478 52.4 +7.6
2022 横浜DeNAベイスターズ 73 - 68 - 2 497 / 534 65.9 +7.1
2022 中日ドラゴンズ 66 - 75 - 2 414 / 495 59.1 +6.9

2006〜2025 年に期待より勝ちが少なかった球団 上位 6

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チーム 成績 得点/失点 期待勝 実際との差
2022 阪神タイガース 68 - 71 - 4 489 / 428 77.9 −9.9
2023 東京ヤクルトスワローズ 57 - 83 - 3 534 / 567 66.2 −9.2
2007 東京ヤクルトスワローズ 60 - 84 - 0 596 / 623 69.1 −9.1
2008 横浜ベイスターズ 48 - 94 - 2 552 / 706 55.3 −7.3
2018 読売ジャイアンツ 67 - 71 - 5 625 / 575 74.3 −7.2
2011 阪神タイガース 68 - 70 - 6 482 / 443 74.3 −6.3
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ピタゴラス勝率とは - 得失点から期待勝率を推定する経験式

ピタゴラス勝率は、セイバーメトリクスの祖ビル・ジェームズが考案した経験式で、得点と失点の比からチームの期待勝率を推定します。「勝率は得点の 2 乗 ÷ (得点の 2 乗 + 失点の 2 乗) におおむね比例する」という発見が原型で、名前は三平方の定理に形が似ていることに由来します。実務では指数を 2 からわずかに調整した値が使われます。

このページの期待勝敗は、ピタゴラス勝率に「勝敗が決した試合数」を掛けた値です。引き分けは NPB 公式の勝率計算と同じく分母から除くため、期待勝 + 期待敗 = 実際の勝 + 敗 が常に成り立ちます。

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期待との差の読み方 - 差は運だけではない

実際の勝ち星が期待勝を上回るのは、接戦をものにする力 (救援陣の質 / 終盤の采配) や 1 点差試合の巡り合わせを反映します。逆に下回るのは、大勝と僅差負けが混ざった得失点分布などで生じます。差の全てが運ではありませんが、差が極端に開いた球団は来シーズン以降に期待どおりの勝敗へ近づきやすいことが知られています。

ページ下部の一覧 (直近 20 シーズン) を見ると、差の大きさの感覚がつかめます。プラスマイナス 10 勝前後が収録期間でも最大級の差です。

よくある質問

ピタゴラス勝率とは何ですか?

得点と失点の比からチームの期待勝率を推定する経験式で、セイバーメトリクスの祖ビル・ジェームズが考案しました。三平方の定理に形が似ていることが名前の由来です。

なぜ実際の勝敗と期待勝敗がずれるのですか?

得失点が同じでも、その配分 (接戦を拾えたか / 大勝で稼いだか) によって勝ち星は変わるためです。救援陣の質や終盤の采配、1 点差試合の巡り合わせが差分に現れます。極端なズレは来シーズン以降に平均へ戻る傾向が知られています。

引き分けは期待勝敗にどう影響しますか?

影響しません。期待勝敗は「勝敗が決した試合数」に対して割り振るため、引き分けの数は期待値を動かしません。NPB 公式の勝率計算 (引き分けを分母から除く) と同じ規約です。

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