プロ野球 ピタゴラス勝率と期待勝敗【2026 年】本来の実力ランキング

セ・リーグ

期待との差 最大 (上振れ) ヤクルト +5.5 勝

パ・リーグ

期待との差 最大 (上振れ) オリックス +5.8 勝

2026 年 8 月 16 日終了時点 · npbc.media

2026 年 8 月 16 日終了時点で、得失点から期待される勝敗 (ピタゴラス期待勝敗) と実際の差が最も大きいのは、セ・リーグがヤクルト (+5.5 勝)、パ・リーグがオリックス (+5.8 勝) です。プラスは期待より勝てている「上振れ」、マイナスは「下振れ」を意味します。

勝敗表は「結果」を示しますが、得点と失点はチームの「地力」をより素直に映すことが知られています。このページでは得失点から期待される勝敗 (ピタゴラス期待勝敗) と実際の差、残り日程の難易度、そして歴代の上振れ・下振れを示します。順位表だけでは見えない各チームの現在地を読むためのページです。

ピタゴラス期待勝敗

得点と失点から期待される勝率に、勝敗が決した試合数を掛けた「期待勝敗」と、実際の成績の差分です。引き分けは NPB 公式の勝率と同じく分母から除きます。

セ・リーグ 期待とのズレ 2026 年 8 月 16 日終了時点 npbc.media ← 下振れ (実際 < 期待) 上振れ (実際 > 期待) → 阪神 −1.8 読売 +2.5 ヤクルト +5.5 DeNA −4.7 中日 −7.6 広島 +0.7
パ・リーグ 期待とのズレ 2026 年 8 月 16 日終了時点 npbc.media ← 下振れ (実際 < 期待) 上振れ (実際 > 期待) → ソフトバンク −3.4 西武 +2.5 日本ハム −1.0 オリックス +5.8 ロッテ +3.9 楽天 −0.2

セ・リーグ

チーム 実際 得点/失点 ピタゴラス勝率 期待勝敗 差分
阪神 59-46-1 402 / 338 .579 60.8-44.2 −1.8
読売 57-48-2 361 / 346 .519 54.5-50.5 +2.5
ヤクルト 49-55-1 333 / 399 .418 43.5-60.5 +5.5
DeNA 48-56-3 416 / 410 .507 52.7-51.3 −4.7
中日 46-62-1 369 / 372 .496 53.6-54.4 −7.6
広島 40-58-4 301 / 375 .401 39.3-58.7 +0.7

パ・リーグ

チーム 実際 得点/失点 ピタゴラス勝率 期待勝敗 差分
ソフトバンク 67-39-1 517 / 356 .664 70.4-35.6 −3.4
西武 60-47-3 393 / 362 .537 57.5-49.5 +2.5
日本ハム 62-49-0 458 / 395 .567 63.0-48.0 −1.0
オリックス 53-54-2 390 / 444 .441 47.2-59.8 +5.8
ロッテ 48-53-3 366 / 421 .436 44.1-56.9 +3.9
楽天 41-63-1 340 / 428 .396 41.2-62.8 −0.2

残り日程の難易度

残り対戦カード数を重みにした「残り対戦相手の現在勝率」の加重平均です。数値が高いほど残り日程が厳しいことを意味します。ホーム/ビジター・移動・日程の密度・相手の直近の調子は考慮していません。

セ・リーグ

難易度順位 チーム 残試合 残り相手の平均勝率
1 広島 41 .494
2 DeNA 36 .493
3 ヤクルト 38 .482
4 中日 34 .480
5 阪神 37 .459
6 読売 36 .456

パ・リーグ

難易度順位 チーム 残試合 残り相手の平均勝率
1 オリックス 34 .535
2 楽天 38 .533
3 ロッテ 39 .519
4 日本ハム 32 .515
5 ソフトバンク 36 .500
6 西武 33 .494

歴代の上振れトップ 10 (2005〜2025 年)

歴代アーカイブの試合結果 (得失点) と公式最終順位に基づく参考値です。チーム名は当時の名称で表記し、年のリンクからその年のペナントレースを確認できます。

チーム 成績 得点/失点 期待勝 差分
2015 阪神タイガース 70-71-2 465 / 550 59.8 +10.3
2020 中日ドラゴンズ 60-55-5 429 / 489 50.6 +9.4
2007 阪神タイガース 74-66-4 518 / 561 64.9 +9.1
2012 中日ドラゴンズ 75-53-16 423 / 405 66.5 +8.5
2011 東京ヤクルトスワローズ 70-59-15 484 / 504 62.1 +7.9
2024 東北楽天ゴールデンイーグルス 67-72-4 492 / 579 59.2 +7.8
2024 中日ドラゴンズ 60-75-8 373 / 478 52.4 +7.6
2022 横浜DeNAベイスターズ 73-68-2 497 / 534 65.9 +7.1
2025 東北楽天ゴールデンイーグルス 67-74-2 446 / 526 59.9 +7.1
2022 中日ドラゴンズ 66-75-2 414 / 495 59.1 +6.9

歴代の下振れワースト 10 (2005〜2025 年)

チーム 成績 得点/失点 期待勝 差分
2022 阪神タイガース 68-71-4 489 / 428 77.9 −9.9
2023 東京ヤクルトスワローズ 57-83-3 534 / 567 66.2 −9.2
2007 東京ヤクルトスワローズ 60-84-0 596 / 623 69.1 −9.1
2021 福岡ソフトバンクホークス 60-62-21 564 / 493 68.5 −8.5
2013 福岡ソフトバンクホークス 73-69-2 660 / 562 81.4 −8.4
2005 千葉ロッテマリーンズ 84-49-3 740 / 479 91.7 −7.6
2008 東北楽天ゴールデンイーグルス 65-76-3 627 / 607 72.6 −7.6
2008 横浜ベイスターズ 48-94-2 552 / 706 55.3 −7.3
2018 読売ジャイアンツ 67-71-5 625 / 575 74.3 −7.2
2023 北海道日本ハムファイターズ 60-82-1 464 / 496 66.7 −6.7

ピタゴラス勝率とは - 得失点から期待勝率を推定する経験式

ピタゴラス勝率は、セイバーメトリクスの祖ビル・ジェームズが考案した経験式で、得点と失点の比からチームの期待勝率を推定します。「勝率は得点の 2 乗 ÷ (得点の 2 乗 + 失点の 2 乗) におおむね比例する」という発見が原型で、名前は三平方の定理に形が似ていることに由来します。実務では指数を 2 からわずかに調整した値が使われます。

このページの期待勝敗は、ピタゴラス勝率に「勝敗が決した試合数」を掛けた値です。引き分けは NPB 公式の勝率計算と同じく分母から除くため、期待勝 + 期待敗 = 実際の勝 + 敗 が常に成り立ちます。

上振れ・下振れの読み方 - 差分は「運」だけではない

実際の勝ち星が期待勝を上回る「上振れ」は、接戦をものにする力 (救援陣の質・終盤の采配) や 1 点差試合の巡り合わせを反映します。逆の「下振れ」は大勝と僅差負けが混ざった得失点分布などで生じます。差分の全てが運ではありませんが、極端な上振れ・下振れは翌季以降に平均へ戻りやすいことが知られています。

ページ下部の歴代ランキングを見ると、差分のスケール感がつかめます。プラスマイナス 10 勝前後が歴代でも最大級のズレです。

残り日程の難易度 (SoS) - 同じ残り試合数でも重さが違う

終盤戦では「誰と何試合残っているか」が順位争いの行方を左右します。本ページの難易度 (SoS = Strength of Schedule) は、残り対戦カード数を重みにした相手の現在勝率の加重平均です。数値が高いほど、残り日程に強い相手が多いことを意味します。

ホーム/ビジターの別・移動距離・日程の密度・相手の直近の調子は考慮しない簡潔な定義です。上の優勝確率ボードのシミュレーションは残り対戦カードそのものを消化するため、日程の重さはそちらには織り込み済みです。

よくある質問

ピタゴラス勝率とは何ですか?

得点と失点の比からチームの期待勝率を推定する経験式で、セイバーメトリクスの祖ビル・ジェームズが考案しました。三平方の定理に形が似ていることが名前の由来です。

なぜ実際の勝敗と期待勝敗がずれるのですか?

得失点が同じでも、その配分 (接戦を拾えたか・大勝で稼いだか) によって勝ち星は変わるためです。救援陣の質や終盤の采配、1 点差試合の巡り合わせが差分に現れます。極端なズレは翌季以降に平均へ戻る傾向が知られています。

引き分けは期待勝敗にどう影響しますか?

影響しません。期待勝敗は「勝敗が決した試合数」に対して按分するため、引き分けの数は期待値を動かしません。NPB 公式の勝率計算 (引き分けを分母から除く) と同じ規約です。

残り日程の難易度 (SoS) はどう計算していますか?

残り対戦カード数を重みとして、残り対戦相手の現在勝率 (勝 ÷ (勝 + 敗)) を加重平均した値です。ホーム/ビジター・移動・日程の密度・相手の直近の調子は考慮しません。

出典・参考資料

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