概要
最多勝はシーズンで最も多くの勝利を記録した投手に贈られるタイトルである。NPB では 15 勝前後が受賞ラインとなることが多いが、投高打低の年には 12-13 勝でも受賞するケースがある。通算最多勝は金田正一の 400 勝で、現代野球では到達不可能な記録とされる。勝利数は味方の打線援護や救援投手の成績に左右されるため、投手個人の実力を正確に反映しないという批判がセイバーメトリクスの普及とともに強まっている。実際に防御率やFIPで優れた成績を残しながら勝ち星に恵まれない投手は毎年存在する。それでも勝利数は「試合に勝つ投手」としての信頼性を示す指標として、ファンや報道の間では依然として重視されている。