ボーク

概要

ボークは投手が不正な投球動作を行った場合に宣告される反則である。走者がいる場合は全走者が 1 つ進塁し、走者がいない場合はボールが 1 つ加算される。代表的なボークの種類には、投球動作の途中停止、プレートを外さずに一塁への偽投、セットポジションで完全静止しない投球、投手板に触れたまま塁に送球する際の足の踏み出し不足などがある。NPB では 1 シーズンに 100 件前後のボークが宣告されるが、審判の裁量が大きく判定基準が曖昧になりやすい。2006 年にはボーク判定の統一基準が改めて通達され、セットポジションでの静止時間が厳格化された。牽制が巧みな投手ほどボークとの境界線で勝負するため宣告されやすく、通算ボーク数の上位には鈴木啓示や工藤公康など一流投手が名を連ねる。試合終盤の僅差でボークによる進塁が決勝点に絡むケースもあり、地味ながら勝敗を左右する重要なルールである。

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