概要
支配下登録とは、NPB の各球団が公式戦に出場させることのできる選手として登録する制度であり、各球団の上限は 70 名と定められている。支配下登録選手は一軍と二軍の公式戦に出場する資格を持ち、背番号は 1 番から 99 番の範囲で付与される。これに対し、育成選手は三桁の背番号 (100 番台以降) が割り当てられ、一軍の公式戦には出場できない。育成選手が一軍で戦うためには、支配下登録への昇格が必要となる。支配下登録枠は球団の戦力編成において極めて重要な制約条件である。70 名の枠内で投手・捕手・内野手・外野手のバランスを取り、さらに外国人選手枠 (支配下登録は最大 5 名) も考慮しなければならない。シーズン中に故障者が出た場合や、トレード・FA で選手を獲得する場合にも、枠の空きが前提となる。近年は育成選手制度の拡充により、支配下登録枠に入れない有望な若手を育成契約で確保し、成長を見極めてから支配下に昇格させるという運用が一般化している。育成選手から支配下登録を勝ち取ることは、プロ野球選手としてのスタートラインに立つことを意味し、選手にとって大きな節目となる。