概要
契約更改とは、NPB のシーズン終了後に球団と選手が翌シーズンの年俸および契約条件について交渉する手続きであり、毎年 11 月から 12 月にかけて行われる。NPB の選手契約は原則として単年契約であり、毎年の契約更改を通じて年俸が見直される。契約更改の場では、選手のシーズン成績、チームへの貢献度、将来性などを踏まえて球団側が提示額を示し、選手がこれに同意するか交渉を行う。大幅な年俸アップを勝ち取る選手がいる一方、成績不振により大幅ダウンを提示される選手もおり、プロ野球選手の厳しい実力主義を象徴する場面である。契約更改後の記者会見は毎年の風物詩であり、選手が提示額に対する感想や来季への抱負を語る。「現状維持」「倍増」「半減」といった年俸の増減は報道の注目を集め、ファンの間でも話題となる。交渉が難航した場合は「保留」となり、年明け以降も交渉が続くことがある。最終的に合意に至らない場合は年俸調停制度が利用されるが、実際に調停に至るケースは稀である。近年は代理人 (エージェント) を通じた交渉も増えており、契約更改のあり方は徐々に変化している。