なぜ野球に「左利きの捕手」がいないのか - 消えたポジションの構造的理由
左投げの投手、左打ちの打者は珍しくない。しかし左投げの捕手は、NPB にも MLB にもほぼ存在しない。なぜ捕手だけが右利き専用のポジションなのか。送球の角度、走者との接触、ミットの構造。左利き捕手が消えた構造的な理由を解き明かす。
左投げの投手、左打ちの打者は珍しくない。しかし左投げの捕手は、NPB にも MLB にもほぼ存在しない。なぜ捕手だけが右利き専用のポジションなのか。送球の角度、走者との接触、ミットの構造。左利き捕手が消えた構造的な理由を解き明かす。
野球の 9 人の守備選手のうち、8 人は本塁方向を向いている。しかしキャッチャーだけは逆向き、つまり投手方向を向いて座っている。バックネット裏の観客と同じ方向を見ている唯一の選手。この「逆向き」のポジションが、キャッチャーを野球で最も特殊な存在にしている。
サッカー選手は 1 試合で約 10〜13 キロ走る。ではプロ野球選手は? 答えは驚くほど少ない。しかしポジションによって大きな差があり、最も走る選手と最も走らない選手の差は想像以上に開いている。野球における「走る」の意味を、距離データから再考する。
プロ野球の試合は約 3 時間。その間、外野手が実際に打球を処理する回数は驚くほど少ない。特に左翼手と右翼手は、1 試合で打球に触れる機会が片手で数えられる程度しかないことがある。最も暇なポジションの実態を数字で検証する。