ビジター

概要

ビジター (アウェー) とは、相手チームの本拠地球場で試合を行うこと、またはその立場にあるチームを指す。NPB では各球団がホームとビジターを交互に繰り返しながらシーズンを戦い、年間 143 試合のうち約半数がビジターゲームとなる。ビジターチームは先攻 (表の攻撃) を担当し、ホームチームが後攻 (裏の攻撃) となる。この攻撃順の違いは戦術に影響を与え、ホームチームは 9 回裏にサヨナラ勝ちの可能性を持つアドバンテージがある。ビジターゲームの最大の特徴は、敵地のファンに囲まれた環境で戦うことである。ホーム球場では大多数のファンが味方だが、ビジターでは応援の声量で圧倒的に不利な状況に置かれる。この環境的なハンデを「ホームアドバンテージ」と呼び、統計的にもホームチームの勝率がビジターチームを上回る傾向が確認されている。NPB ではビジターのファンも一定数が遠征して応援に駆けつける文化があり、ビジター応援席は熱狂的な雰囲気に包まれることが多い。特に阪神タイガースのファンは遠征先でも大勢が詰めかけることで知られ、「甲子園のビジター席が阪神ファンで埋まる」現象は NPB の風物詩となっている。

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