概要
スイッチヒッターは右投手に対しては左打席、左投手に対しては右打席に立ち、常にプラトーンアドバンテージを得られる打者である。変化球の曲がりを見極めやすく、内角の窮屈さを回避できるメリットがある。NPB では松永浩美 (阪急・オリックス・阪神・ダイエー) が通算 1,904 安打を放ちスイッチヒッターの先駆者となった。松井稼頭央は西武で 3 度のトリプルスリーに迫る成績を残し、2004 年に MLB へ移籍した。近年では丸佳浩 (広島・読売) が左右両打席から長打を放てるスイッチヒッターとして 2 年連続 MVP を獲得している。両打席で同等の打力を維持するには幼少期からの反復練習が不可欠で、プロ入り後に転向して成功する例は少ない。そのため NPB でも各世代に数人しか存在しない希少な打撃スタイルである。