ナックルボール

概要

ナックルボールは指の爪や指先でボールを押し出すように投じ、回転を極力抑える変化球である。回転を極端に抑えると空気抵抗の影響で不規則に揺れながら落ち、打者だけでなく捕手にとっても捕球が極めて困難になる。MLB ではフィル・ニークロやティム・ウェイクフィールドなど専門投手が活躍したが、NPB ではナックルボーラーは極めて稀である。MLB で活躍した R.A. ディッキーの影響で注目が集まったものの、日本人投手で本格的にナックルを主武器とした例はほとんどない。阪神の山本和行が一時期ナックルを投じたほか、ヤクルトの山中浩史が持ち球に加えていた程度にとどまる。球速が 100-120km/h 程度と遅いため、打者のタイミングを外す効果がある反面、制球が定まりにくく四球が増えるリスクも伴う。

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