概要
守備シフトは、打者の打球方向・速度・角度のデータを分析し、ヒットになりやすい方向に野手を多く配置する戦術である。典型的なのは左打者のプルヒッターに対して内野手 3 人を一・二塁間に配置するオーバーシフトである。MLB では 2010 年代後半に使用が爆発的に増加し、2022 年には年間約 67,000 回に達したが、打球がヒットにならない場面が増えて試合の魅力が低下したとして、2023 年から規制された。NPB では極端なオーバーシフトは少なく、数メートル単位の微調整を行うマイルドシフトが主流である。NPB の打者はコンタクト能力が高く逆方向への打撃が巧みなため、極端なシフトの効果が MLB ほど大きくないとされる。