サブローのミスターマリーンズ - ロッテ一筋 20 年の外野手

ミスターマリーンズ

サブロー (大村三郎) は 1995 年にドラフト 3 位で千葉ロッテマリーンズに入団し、2014 年に引退するまで 20 年間ロッテ一筋でプレーした (2011 年に巨人へ移籍したが同年中にロッテに復帰)。通算 1870 試合出場、打率 .269、133 本塁打、621 打点。数字は突出していないが、ロッテの顔として長年チームを支え、「ミスターマリーンズ」の愛称で親しまれた。サブローの最大の魅力は、チームへの献身と安定感にあった。

2005 年と 2010 年の日本一

サブローは 2005 年と 2010 年の 2 度の日本一を経験した。2005 年はバレンタイン監督のもとで 31 年ぶりの日本一に貢献し、日本シリーズでは打率 .333 を記録。2010 年の日本一では、レギュラーシーズン 3 位からの下克上を果たし、中日を 4 勝 2 敗で下した。サブローは 2010 年の日本シリーズで勝負強い打撃を見せ、チームの勝利に貢献した。2 度の日本一を経験したロッテの選手は多くなく、サブローはチームの歴史を体現する存在だった。

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ロッテの日本一の歴史も参考になります

巨人移籍と復帰

サブローは 2011 年 7 月にトレードで巨人に移籍した。ロッテファンにとって衝撃的な出来事だったが、サブロー自身も「ロッテを離れることは考えたこともなかった」と語っている。巨人では約 2 ヶ月間プレーした後、同年 11 月にロッテに復帰。この短期間の巨人在籍を除けば、サブローのキャリアはロッテ一筋である。復帰後のサブローはベテランとしてチームを支え、若手選手の手本となった。

サブローの遺産

サブローは 2014 年に引退し、引退試合では QVC マリンフィールド (現 ZOZO マリンスタジアム) が満員のファンで埋まった。サブローの遺産は、ロッテマリーンズに「生え抜きの誇り」を示したことにある。パ・リーグの中でも注目度が低かったロッテにおいて、サブローは 20 年間にわたってチームの顔であり続けた。サブローの存在は、華やかなスター選手でなくても、チームへの献身と安定した実力でファンに愛される選手になれることを証明している。